アカデミー賞作曲賞を受賞したハワード・ショアが『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに引き続き『ホビット 思いがけない冒険』の映画音楽も担当。
ドラマティックな映像を盛り上げる大切な役割を果たしている。
しかしメインはドワーフキャストによる挿入歌『霧ふり山脈(Misty Mountains)』。
胸にしみる、耳に残る、ホーンティングな歌声とメロディで人々を魅了してやまない。
予告編で効果的に使われ、映画でのシーンにおいてメモラブルなアカペラを披露している。
それに比べると、クラウデッド・ハウスのニール·フィンによる主題歌『はなれ山の歌(Song of the Lonely Mountain)』はどちらかというと軽めに聞こえてしまいエンディングを飾るには今ひとつと言う感が拭えない。
【注意書】
延長バージョン (extended ver.) はボーナス曲 (extended ver. bonus) あり。
ドワーフたちが食事後お皿を楽しそうに片付ける時に歌う「ナイフを鈍らせろ(Blunt The Knives)」と出発を前に真剣になって歌う「霧ふり山脈(Misty Mountains)」だけMP3で買いたかったけれどアメリカ盤にしか無いんですね。
あの合唱が入っているCDは「Special Edition」「Deluxe Edition」「Extended Edition」のどれでしょう。
来年と再来年に公開される2作でもドワーフが歌うのか知らないけど、最後にドワーフ合唱版みたいな感じでCDが発売されればそれを買いたいです。
通常版とデラックス版の違いだと思いますが、「霧ふり山脈」は普通のCDでも入っていて、「ナイフを鈍らせろ」は延長ヴァージョンのDX盤のボーナスという事だと思います。
私は「霧ふり山脈」が目当てなのですが、サントラの他のスコアは「霧ふり山脈」のヴァリエーションみたいな感じで結構好きでした。