☞SPOILER ALERT ネタバレを含みます SPOILER ALERT☜
小学生のZ君はこの映画が少し好きでした.
ボクはジョニー・デップが大好きだ。
だからこの映画も観たいと思った。
ロウ人形だと思っていた年老いたインディアンが動き出した時は怖かった。
この映画は若いインディアンのトントと若いローンレンジャーの話かと思っていたのに年老いたトントが話す物語だった。
トントが列車に乗っているシーンでは隣で一緒にくさりにつながられている人がいい人でシェリフのバッチをした人が悪い人なのかと思った。
でもあいつが悪い奴だった。
あんなひどい人が逃げ出して残念だった。
ジョンと女の人の会話を聞いていた牢屋の中のトントがおもしろかった。
ジョンのお兄さんはかっこいいしいい人だった。
悪い奴を追って行ったレンジャーが皆ひどい殺され方をした。
あの一番悪い奴がジョンのお兄さんの腹を切って心臓か何かを食べたのがすごくすごく怖かったし気持ち悪かった。
あんなことが起こるなんて想像もしていなかった。
ああ、あれはものすごくイヤだった。
あのスピリットがジョンを生かしたのではなくてジョンは最初から生きていたのだと思う。
トントの「あの馬はすごい馬鹿か、ばかのふりをしている」というセリフがおもしろかった。
確かにあの白馬は変だ。突然屋根や高い所に現れて変だった。
トントがお兄さんの方がよかったのはわかる。ダンは勇敢なウォリアーだった。
でも弟のジョンでよかったのだと思う。いいチームだと思った。
ジョンの頭が馬のふんをこえて行くのには大笑いした。
足が銃になっている女の人はいい人だった。
あの優しそうな黒人のおじいさんが殺されてすごく悲しかった。
ジョンとお兄さんが信用していたあの年取った人が裏切ってひどいと思ったけど最後に奥さんと子供を助けてあげてよかった。
トントが子供の頃の話は悲しかった。かわいそうだった。
トントは懐中時計か欲しかっただけなんだよな。
家族は友達みんなが殺されるなんて。特に命を助けてあげた人に殺されるなんてあまりにもひどいと思った。
トントが復讐したい気持ちがわかる。
でも人を殺す事がジャスティスなのだろうか。
ボクのお父さんはボクが赤ちゃんの頃ネイティブアメリカンの子守唄を歌ってくれたらしい。
ネイティブアメリカンの音楽がボクは大好きだ。
トントとローンレンジャーが頭だけ出て埋められている場面はおもしろかった。
サソリのシーンは笑えた。あの馬がサソリを食べたのには驚いた。
強制的に働かされていた中国人の人たちがかわいそうだった。
ボクは銀より金の方が価値があるのかと思っていた。
トントは悪い奴を殺したかったのにジョンは捕まえる事を選んだ。
お兄さんがあんな殺され方をしたのに復讐に走らないジョンに驚いた。
多くのネイティブアメリカンが次々と殺されて悲しくてたまらなかった。
何も悪い事をしていないのに。最初からそこに住んでいたというだけなのに。
辛かった。
あんな風な死に方をしないでくれって心の中で叫んでた。
銃を相手に弓と矢ではかなわない。
こんなことがたくさんたくさんアメリカでおきたとは悲しすぎる。
苦しくなって頭にきた。
ネイティブアメリカンの人たちに優しく接しなくてはいけない。
彼らの言語も学ぶべきだと思った。
最後の方の汽車の中や上や外での打ち合いはすごい。
駆ける馬とかすばらしいアクションシーンの連続だった。
あのいい人みたいだった人が本当は悪い人だったなんて驚いた。
トントがブドウと銃弾を交換するのが笑えた。トントを助けてくれてありがとうと言いたかった。
トントとローンレンジャーが一緒でよかった。
キャプテン・スパロウもいいけどトントもいい。ジョニー・デップはどれも上手だなあ。
この映画は小学校高学年以上の方がいいと思う。
あまりにもたくさん殺し合いがありすぎて大好きとは言えない映画だ。
ローン・レンジャー(The Lone Ranger) 監督 ゴア・ヴァービンスキー
出演 ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、トム・ウィルキンソン、ウィリアム・フィクナー、ヘレナ・ボナム=カーター、ルース・ウィルソン、ジェームズ・バッジ・デール、バリー・ペッパー、メイソン・クック、サギノー・グラント
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