2011年度(平成23年)興行収入10億円以上 洋画 リスト

日本映画製作者連盟(映連)Motion Picture Producers Association of Japan, Inc.(MPPAJ)により、映画産業に関するデータが発表されました.

2011年度(平成23年)興行収入10億円以上洋画
順位 公開月 作品名 邦題(原題) 興収
(億円)
配給会社 ダウンロード
1 7月 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
(Harry Potter and the Deathly Hallows PART2)
96.7 ワーナー 字幕
吹替
2 5月 パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉
(Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides)
88.7 ディズニー 字幕
吹替
3 12月
2010年
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
(Harry Potter and the Deathly Hallows PART1)
68.6 ワーナー 字幕
吹替
4 7月 トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
(Transformers: The Dark of the Moon)
42.5 パラマウント 字幕
吹替
5 7月 カーズ2
(Cars 2)
30.1 ディズニー 字幕
吹替
6 2月 ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島 26.9 フォックス 字幕
吹替
7 3月 塔の上のラプンツェル
(Tangled)
25.6 ディズニー 字幕
吹替
8 10月 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
(Rise of the Planet of the Apes)
24.2 フォクス 字幕
9 5月 ブラック・スワン
(Black Swan)
23.9 フォックス 字幕
10 12月
2010年
トロン:レガシー
(Tron : Legacy)
21.2 ディズニー 字幕
吹替
11 10月 三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
(The Three Musketeers)
19.5 ギャガ 字幕
吹替
12 3月 ツーリスト
(Tourist)
18.7 ソニー 字幕
13 2月 英国王のスピーチ
(King’s speech)
18.2 ギャガ 字幕
14 6月 SUPER8 スーパーエイト
(Super 8)
17.2 パラマウント 字幕
吹替
15 4月 ガリバー旅行記
(Gulliver’s Travels)
15.6 フォクス 字幕
吹替
16 10月 ワイルド・スピード MEGA MAX
(Fast Five)
14.4 東宝東和 字幕
吹替
17 1月 ソーシャル・ネットワーク
(The Social Network)
14.2 ソニー 字幕
18 9月 ライフ −いのちをつなぐ物語−
(One Life)
12.5 エイベックス
19 1月 RED/レッド
(RED)
12.2 ディズニー 字幕
20 1月 アンストッパブル
(Unstoppable)
10.8 フォックス 字幕
吹替
20 8月 カンフー・パンダ2
(Kung Fu Panda 2)
10.8 パラマウント 字幕
吹替
22 12月
2010年
シュレック フォーエバー
(Shrek Forever After)
10 パラマウント 吹替

全米第1位の映画が日本でも第1位とは限らないのですが、シリーズ最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は、アメリカ、日本とも興行収入第1位です.
日本人に好まれるジョニー・デップ主演のため日本では第2位の『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』は、アメリカでは第5位.
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』が、日本では2011年度 第3位ですが、アメリカでは2010年度 第5位です.
日本では第4位の『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』が、アメリカでは第2位です.これだけの興行成績をあげると続編が望まれるのも無理ないでしょう.
日本も舞台になっていた『カーズ2』は、日本では第5位で、アメリカでは第8位でした.
続編が待ち遠しい『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は、日本で第8位、アメリカでは第11位でした.
日本での公開がアメリカより遅れている為、日本では2011年度 第6位の『ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島』は、アメリカでは2010年度 第27位です.このファンタジー映画第3章は、アメリカ国外での成績の方がよいようです.
この他に日本での公開がアメリカより遅かった映画は、第7位『塔の上のラプンツェル』(アメリカでは2010年度 第10位)、第9位『ブラック・スワン』(アメリカでは2010年度 第25位)、第10位『トロン:レガシー』(アメリカでは2010年度 第12位)などがあります.
アメリカでは公開劇場も少なかった『ブラック・スワン』や『英国王のスピーチ』ですが、たくさんの賞を受賞した後に日本で公開されている為、アメリカでは伸び悩んだ興行成績が日本では高いものになっています.

毎年、日本とアメリカで観客の好みの違いが出ます.
日本のリストに入っている作品の中、アメリカでは評判がひどく悪く、興行的にも成功しなかった映画は、『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』『ツーリスト』『ガリバー旅行記』『アンストッパブル』です.
その一方で、アメリカでは毎回大ヒットしているシリーズ作品『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1』『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』は、相変わらず日本ではヒットしませんでした.
アメコミ作品を映画化した『マイティ・ソー』と『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』もアメリカでの勢いが日本ではありません.
今年の夏公開予定の『アベンジャーズ』が日本ではどういう成績を残すか興味深いところです.

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