ドラゴンにちなんだ実写映画おすすめリストにひきつづき、今回は竜・ドラゴンが出てくる映画のアニメーション版をご紹介します.
アニメーション映画に関しては、日本映画の方がアメリカ映画よりたくさんの龍・ドラゴンを登場させています.
松谷みよ子の秀悦児童文学を原作にした、1979年作品『龍の子太郎』
大人気漫画『ドラゴンボール』シリーズを映画化した第一作目、1986作品『ドラゴンボール 神龍の伝説』
原作は、アメリカの作家ルース・スタイルス・ガネットの児童本『My Father’s Dragon』ですが、アニメーション映画は日本が制作した1997作品『エルマーの冒険』
天才、宮﨑駿監督率いるスタジオジブリの傑作の一つで、歴代ジブリ作品収入ランキングの一位、2001作品『千と千尋の神隠し』
アメリカの作家アーシュラ・クローバー・ル=グウィンのファンタジー小説を原作、宮﨑駿の絵物語『シュナの旅』を原案とする複雑な構成の映画を宮﨑駿の息子、宮﨑吾朗が監督を務めた2006作品『ゲド戦記』
人気漫画・アニメTV番組の劇場映画版2009作品『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』
などドラゴンが出てくるアニメーション映画は粒ぞろいです.
このような素晴らしい日本の作品と比べて引けを取らないのは、ヒックとドラゴン (原題:How to Train Your Dragon)のみですが、ディズニーの初期作品も含めて、それなりに魅力のあるアメリカのアニメーション映画も御覧ください.
ピートとドラゴン |
監督 ドン・チャフィ 出演 ヘレン・レディ ミッキー・ルーニー ジム・デイル レッド・バトンズ シェリー・ウィンタース チャーリー・カラス(声) |
ドラゴンの名前 エリオット Elliott |
ディズニー製作 実写とアニメーションが 混ざった映画. 孤児のピートと ドラゴンのエリオットの 友情を描く. |
ホビットの冒険 |
監督 ジュールス・バス アーサー・ランキン・Jr 声の出演 ジョン・ヒューストン オーソン・ビーン シリル・リチャード リチャード・ブーン |
ドラゴンの名前 スマウグ Smaug |
J・R・R・トールキンの ファンタジー小説の アニメーション化. ピーター・ジャクソン監督で 実写化される 『ホビット 思いがけない冒険』 『ホビット ゆきて帰りし物語』 を待てない時にどうぞ. |
ムーラン |
監督 バリー・クック トニー・バンクロフト 声の出演 ミン・ナ レア・サロンガ エディ・マーフィ B・D・ウォン ダニー・オズモンド パット・モリタ |
ドラゴンの名前 ムーシュー Mushu |
ファ家の守り神である龍を エディ・マーフィが 演じている事もあって、 イメージがまったく 違うものになっている. |
シュレック |
監督 アンドリュー・アダムソン ヴィッキー・ジェンソン 声の出演 マイク・マイヤーズ キャメロン・ディアス エディ・マーフィー ジョン・リスゴー |
ドラゴンの名前 |
意外性ナンバーワンの ドラゴンと言えるだろう. シリーズ四作の中で この第一作目が一番 ドラゴンの登場シーンが 多い. |
ヒックとドラゴン |
監督 クリス・サンダース ディーン・デュボア 声の出演 ジェイ・バルチェル ジェラルド・バトラー クレイグ・ファーガソン アメリカ・フェレーラ ジョナ・ヒル クリストファー ・ミンツ・プラッセ T・J・ミラー クリステン・ウィグ |
ドラゴンの名前 トゥース Toothless |
名作と言えるおすすめ 長編アニメーション映画. 日本の誇る野口孝雄氏の キャラクターデザインが 光っている. クレシッダ・コーウェルの 児童本が原作だが、 シナリオもしっかりしていて 大人も子供楽しめる. これからシリーズ化され、 続編が来年公開される予定. 五作全て観る時間が ない時は、この一本を 是非観ていただきたい. |
この他に、ロバート・ゼメキスが得意とするモーションキャプチャーを使ったCGアニメーション映画『ベオウルフ/呪われし勇者』(原題:Beowulf)にもこわいドラゴンが出てきます.
これは、アニメーション映画と言えど、子供用ではないことを追記しておきます.
悲劇や不況が続いた近年ですが、竜・ドラゴンがその暗雲をかき消してくれる事を祈って.
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松谷みよ子の『龍の子太郎』はトラウマになりました。
これから見たい方はネタバレがあるので気をつけてください。
妊娠しているおかあさんが空腹のあまりに魚を食べて龍にされてしまうという貧しい村での話は涙が出てきます。
その上赤ちゃんの太郎に残した食べ物が母親自身の目玉だったなんて。
それをしゃぶって大きくなったなんて知ったら私だったら何も食べられなくなってしまいます。
あの雪女もこわいし。
これが児童文学、名作アニメーションってわかりません。
日本の昔話はおそろしさがあって、それに比べたら西洋の物は軽い感じがします。
確かに日本の竜の描き方とアメリカ等の西洋アニメーションのドラゴンの描き方違いますよね。
色使いも違うし、ラインからして違う気がする。
ところで、ドラゴンに羽がはえてたらちがう動物になるんじゃなかったっけ?
野口さんのドラゴンが一番いいです。
アメリカはなんかひょうきんなドラゴン多くないですか?