ヤギと男と男と壁と(原題:The Men Who Stare At Goats)のサントラ

『ヤギと男と男と壁と』(原題:The Men Who Stare At Goats)の音楽を担当したロルフ・ケントは、『恋人はゴースト』(Just Like Heaven)、『キューティ・ブロンド』 (Legally Blonde) 、『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』(Election) などリーズ・ウィザースプーンの映画をいくつか担当、その他『再会の街で』(Reign Over Me)、『サンキュー・スモーキング』(Thank You for Smoking)、『サイドウェイ』(Sideways)、『マイレージ、マイライフ』(Up in the Air)等を手がけている.
音楽に無関係の家庭環境の中、弱冠12歳で映画音楽を担当したいと決めた彼は映画『サイドウェイ』のスコアでゴールデングローブ賞にノミネートされた.

ヤギと男と男と壁と

それぞれの曲が映画シーンの邪魔をせず、かつまた味を引き立てていた.
特にクライマックスでは、音楽がキャラクター達の感情を観客に伝えるのにうまく役立っている.

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Boston

ボブ・ウィルトン役のユアン・マクレガーが「超能力って、どうやって引き出すの?」リン・キャシディ役のジョージ・クルーニーに訊く.
キャシディは、アルコール類を飲む他、ボストンなどのクラシック・ロックを聴くのがいいと答えるのだった..

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トム・ショルツ率いるアメリカのロックバンド、ボストンは伝説的な所があるが、実は今も活躍している.
1976年のファースト・アルバム『幻想飛行』は、シングル・カットされた「宇宙の彼方へ(More Than A Feeling)」と共にヒット・チャートを上昇し、アルバムは全米3位を獲得.
この「宇宙の彼方へ(More Than A Feeling)」という曲が映画で使われている.
リン・キャシディが想いをはせるシーンにぴったりで一緒に次元と場所を超える気分になる.
最後でも流れるこの曲は残念ながらサウンドトラックには入っていない.
2006年に出されたリマスター版に劣らない1976年のオリジナルを是非聴いて欲しい.

 

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