シャーロット・ブロンテの長編小説を映画化した『ジェーン・エア』(原題: Jane Eyre)の劇場公開が始まりました.女性から愛の告白をするなど、19世紀中頃の社会常識から逸脱した物語は幾度も映画化されています.
孤児だった女性家庭教師ジェーン・エアと謎多き貴族エドワード・ロチェスターをジョーン・フォンテインとオーソン・ウェルズ、スザンナ・ヨークとジョージ・C・スコット、シャルロット・ゲンズブールとウィリアム・ハートというカップルでそれぞれが演じてきました.
今回の新作は、秀悦作『闇の列車、光の旅』(原題:Sin nombre)で長編映画デビューを飾ったキャリー・フクナガ監督のもと、ミア・ワシコウスカとマイケル・ファスベンダーがジェーン・エアとエドワード・ロチェスターを演じています.
『永遠の僕たち』(原題: Restless)、『アリス・イン・ワンダーランド』(原題:Alice in Wonderland)などで人気の出てきたワシコウスカと『SHAME -シェイム-』(原題:Shame)や『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(原題:X-Men: First Class)で注目を浴びているファスベンダーの組み合わせは他の俳優たちと比べていかがでしたか?
イギリス関連の映画について皆さんの思い入れはありますか?
イギリス小説を原作とした映画とアメリカ小説を原作とした映画に違いというものはあるのでしょうか? イギリス人以外がイギリス小説を映画化した時、何か違うもの作り上げる事はあるのでしょうか?
英国が舞台の英国小説が原作の映画ついて語りましょう.
参加前に「アメリカ映画、洋画ファンの為の掲示板サイト」についてお読みください.
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裏切りのサーカスが劇場公開したばかりだけど、ジョン・ル・カレがいい。
ナイロビの蜂なんて社会派の傑作だし、ロシア・ハウスにも出ていたショーン・コネリーが007だったけど、イアン・フレミングよりジョン・ル・カレの方が筋が通っていて好きだ。
アメリカのスパイ小説とイギリスのスパイ小説の違いもいつか話し合いたいね。
私は、E・M・フォースターの小説『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』『モーリス』の映画化が成功していると思います。
ジェーン・オースティンは軽すぎるしバカらしくもあります。
やはり小説自体がすばらしくないと映画化してもすべてがついていけないと思うのです。
イギリスを代表する小説家は何とってもSFの巨匠ハーバート・ジョージ・ウェルズですよ。
彼の作品は映画化がむずかしいのかあまりいい映画はないんですけどね。
映画として楽しめたのは、H.G.ウェルズを主人公に見立てた「タイム・アフター・タイム」で、彼の小説が原作ではない映画が一番好きとはちょっとなんですが。
「D.N.A./ドクターモローの島」や「タイムマシン」や「宇宙戦争」はまあまあでしたけど「インビジブル」はひどかったな。
誰かいい監督が本当の意味でのウェルズの魅力を映像化してくれないかな。
『蠅の王』は?
1847年に発表され、そのセンセーショナルな内容から世間を騒がせ、大変な人気を
博したシャーロット・ブロンテの不朽の名作を映画化した『ジェーン・エア』が、
初日やレディースデイに立ち見、満席の劇場が出るなど好調なスタートをきることが
できましたので、ご報告申し上げます。
各劇場、原作ファンにとどまらず、シニアの女性たちが連れだって来場する姿も多く
見られ、レディースデイだけでなく平日も午前中から沢山のお客様に御来場いただい
ております。
レディースデイは183.5%、初日5日間合計も117%と平日に強い興行となっております。
私はジェーン・オースティンですね。
友達はBBCテレビの『高慢と偏見』が好きで、コリン・ファースを未だにダーシー様と読んでいます。
ジェニファー・イーリーもよかったけど、映画『プライドと偏見』ののキーラ・ナイトレイの方が合っていた感じもいます。
もちろん『エマ』や『いつか晴れた日に』も大好きです。
『いつか晴れた日に』は持っているので今週末にまた見ます。
イギリス小説を原作とした映画は数多くありますが、印象に残っているのは、カズオ・イシグロの小説をもとにした『日の名残り』と『わたしを離さないで』です。
彼の小説もすばらしかったけれどこの二作は映像化されてなおそのすばらしさを保ちました。
ジェーン・エア観ました。すごくよかったですう。原作の本は何回も読んでます。
主演のミア・ワシコウスカの演技をメリル・ストリープが何かの受賞スピーチ中に褒めてました。
その通りでした。彼女のジェーンは本当によかった。マイケル・ファスベンダーもよかったですう。
まだ観てない人にお勧めですう。
ところで英国小説を元にした映画の最高峰と言ったら何と言ってもハリー・ポッターでしょう。