ジョン・ル・カレ原作のBBCテレビドラマが有名でしたが、イギリスの豪華キャストで映画化された『裏切りのサーカス』(原題: Tinker Tailor Soldier Spy)が劇場で公開されています.
国際スパイ博物館(インターナショナル・スパイ・ミュージアム)のエグゼキュティブ・ディレクター、ピーター・アーネスト氏のベスト10にも入っているストーリーはスパイ小説ファンなら見逃せません.
トム・クルーズ主演の人気シリーズ『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(原題: Mission: Impossible Ghost Protocol)のDVDの発売・レンタルも始まりました.
『007 スカイフォール』(原題: Skyfall)の予告編も劇場で観られるようになりファンの期待が高まります.
みなさんは史実に基づきストーリーに重点を置いた渋いスパイ映画がお好きですか?
それともアクション・特殊効果満載の胸躍る娯楽大作がお好きですか?
心に残ったスパイは誰でしたか?
スパイ映画について語りましょう.
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私も「コンドル」に一票。
実はあれ、殺し屋役のマックス・フォン・シドーのキャラクターに興味があるんですよ。
彼の過去を描いたスピンオフ観たかったですね。
いい役者ですね。
「第七の封印」がリバイバルでやるそうだから楽しみです。
厳密に言ったらスパイではないかもしれないけれど、『アルゴ』よかったですよ。
任務をまっとうする主役は実在するCIAエージェントですからストーリーに充実感があります。
『フェア・ゲーム』を忘れてました。『コードネームはファルコン』で出ていたショーンペンがここでも出てます。あの人結構実在の人物を演じてますね。
同じく史実に基づいているといわれている映画『五本の指』と『マタ・ハリ』は常々見たいと思いながらまだ見てません。どなたか感想教えてください。
『裏切りのサーカス』の原作者ジョン・ル・カレの小説を基にした『テイラー・オブ・パナマ』は見ましたが残念な事に全然わかりませんでした。『裏切りのサーカス』は説明書なくてもわかったのに。
きれいごとに終わる作り物より、事実を含んだどこかやりきれないスパイ映画の方が100倍楽しめると思います。
doodle_noodle_smileさん、「ヘイワイアー」じゃなくて邦題は「エージェント・マロリー」です。
doodle_noodle_smileさんがおっしゃった女スパイで思い出したんですが、最近観たレッドという映画に出てくるヘレン・ミレンさんはカッコよかったです。カッコいい上に敵のスパイと恋愛関係にあったという過去を持つなんてすごくロマンティックでした。
007にそういう事がよくありますが、なんとも軽薄に感じてしまいます。
それに比べてヘレン・ミレンさんと敵側のスパイは、仕事と恋愛の選択を迫られお互いに仕事を選び年老い、それでもなお想いが残っているという事が信じられる感じでした。
ヘレン・ミレンさんがまたもやスパイ役で出る映画があるそうなのでそちらも観てみたいです。
スパイ映画はどちらかというとメインのキャラクターではなくサブのキャラに魅かれます。
ペイド・バックですよね。
後味悪かったです。
ジェシカ・チャステインの歳をとってからの役ですが(全然似てなくて違和感ありすぎ)彼女のよさを出していません。
余りおススメじゃないです。
スパイ映画のサントラっていいものがたくさんあるって気づいてましたか?
scotty1984さんやsleeping_catさんの分類の仕方もわかるのですが、スパイ映画の違いには時代もあるのではないでしょうか?
古いコールド・ウォー時代を舞台にしたものと現在のテクノロジー発展によるサイバー・ウォーを背景にしたものではスパイ映画の醍醐味が違ってくると思います。
『知らなすぎた男』が好きなのは私だけだと思ってました。Raphanusさんも好きなんですか。うれしいわ。
アクションばりばり好きですが、tatenoさんのあげられた『アメリカを売った男』のように実際にあったエスピオナージュをもとにした映画大好きです。
こんな事あり得るんだと驚きながら観るのが好きです。
シリアスなスパイ映画もアクションいっぱいのスパイ映画も、笑えてしまうスパイ映画もどちらも好きです。
スコティさんの「善き人のためのソナタ」、ホッピングさんの「ミッションインポッシブル」シリーズと「ジェイソン・ボーン」シリーズ、タテノさんの「アメリカを売った男」、スリーピングさんの「知らなすぎた男」スマイルさんの「ロング・キス・グッドナイト」と「シャーロット・グレイ」は自分も好きでした。
ところで、「シャーロット・グレイ」なのですが、心に引っかかっている事があります。ネタバレになってしまいますが、ビリー・クラダップが父親(マイケル・ガンボン)の命か、見ず知らずの子供の命かどちらか一人のみを助けるという選択に迫られた時の事が忘れられません。自分だったらどうしていただろうと今でも思い出します。
「裏切りのサーカス」も見応えがありました。本物のスパイというのはああいう活動をしていたんだ、とずっしり重く感じました。このように好きなスパイ映画はたくさんあるのですが、やはり今でも一番好きなのは「コンドル」です。見直すと本当に時代の流れを感じますが、それでもコアな所でスパイ映画の醍醐味を感じられます。
007シリーズは詳しくないしあまり見た事がないのですが、今度の「スカイフォール」は楽しみにしてます。
シリアスなスパイ映画とアクションの娯楽大作という二分だけじゃナイですよ。コメディのスパイ映画も忘れないでください。
『キャッツ & ドッグス』の二作はおもしろくてかわいいスパイ映画です。
もちろんおもしろいスパイ映画の本命は『知らなすぎた男』ですけど。
シリアスな映画は余り観ないけどブラッド・ピットにつられて『スパイ・ゲーム』みちゃいました。彼のかっこよさだけでストーリーはすっかり忘れてしまいました。
『アメリカを売った男』です。実際に起こった事件を元にした映画に『コードネームはファルコン』というのもあって、それがずっと好きだったのですが、今は『アメリカを売った男』が一番だと思ってます。ロバート・ハンセン役のクリス・クーパーがいいです。
『リクルート』良かったです。最後の詰めは甘かったのですが、楽しめました。
ボクはアクション(できればきれいな女優さんもたくさん出ている)、スペシャルエフェクト大好きなので、ミッションインポッシブルシリーズ大好きですね。
ボーンシリーズも好きですが、ジェイソンはスパイというんでしょうか。
007シリーズも最近になって(ダニエルになってから)見始めてそのタフさにほれぼれしてます。
私は女スパイが出てくる映画が好きです。女性がスパイだとガールパワーのアクションのみならず、頭脳、色気などを使った駆け引きがひときわおもしろいと思うのです。
スパイというより殺し屋かもしれないけど、「ロング・キス・グッドナイト」好きでした。
アクションなしですが、考えさせられる「シャーロット・グレイ」も大好きでした。
「ソルト」は続編を楽しみにしてますし、「ヘイワイアー(?)」という映画の公開も楽しみにしてます。
「エージェント・マロリー」英語タイトル「Haywire」の主人公は、エージェントなんて邦題でついているから勘違いしてしまうかもしれませんけど、スパイじゃないですよ。
元海兵隊員マロリー(ジーナ・カラーノ)が元恋人ケネス(ユアン・マクレガー)率いるプライベートセクターでコントラクターとそて仕事をしているというやつです。
暗躍という点でスパイとかスパイスリラーとかあちこちで書いてあるのは違う気がするんですけどね。
彼女の演技力のなさは予想していましたが、アクションに総合格闘家としての鋭さも欠けているし、ユアン・マクレガーも悪に徹していられず、観ていて気の毒になるくらいです。
その上、それぞれ主役級の豪華俳優陣アントニオ・バンデラス、マイケル・ダグラス、チャニング・テイタムがまったく生かされていないのは残念です。
ストーリーも今ひとつでした。
たったひとつよかったのがMI6 エージェント役のマイケル・ファスベンダーです。
確かにガールパワーではありますが、スパイでなくてもいいのならかえってジェシカ・アルバ主演の「ダーク・エンジェル」の方が楽しめますよ。
SFXで目を喜ばせるより、Storyに注目します。特にストーリーラインの運び方を重要視する傾向があるようです。
最近の映画で好きだったのは『善き人のためのソナタ』です。
東ドイツの国家保安省(シュタージ)から送られたスパイの監視行動が主なのですが、盗聴によって学ぶそれぞれの考えや思いに影響されていく事の表し方が実にうまかったと思います。
盗聴といえば、ハックマンの『カンバセーション…盗聴…』もいいです。
アカデミー外国語映画賞をとったからというのではなく、本当にいい映画なので他の方にも観ていただきたいです。