アメリカ公開日 2011年11月23日
日本公開日 2012年03月01日
映画のあらすじ、ストーリー(Plot Summary、Synopsis)
戦争の傷跡を残す1930年代のフランス、パリ.
その中心部に位置するリヨン駅の時計台に隠れてひとり暮らす孤児のヒューゴ.
彼の唯一の楽しみは、亡き父が遺した「機会人形」を修理する事.
そんな彼は、過去の夢を捨て心を閉ざしてしまった老人ジョルジュ、親切な本屋の主人、そして「機会人形」の秘密の鍵を握る、冒険好きな不思議な少女イザベルに出会う.
スタッフ
監督 マーティン・スコセッシ
製作 グレアム・キング、ティモシー・ヘディントン、マーティン・スコセッシ、ジョニー・デップ
脚本 ジョン・ローガン
原作 ブライアン・ セルズニック
撮影 ロバート・リチャードソン
編集 セルマ・スクーンメイカー
音楽 ハワード・ショア
キャスト
出演 エイサ・バターフィールド、ベン・キングズレー、クロエ・グレース・モレッツ、ジュード・ロウ、サシャ・バロン・コーエン、クリストファー・リー、ヘレン・マックロリー、レイ・ウィンストン、リチャード・グリフィス、フランシス・デ・ラ・トゥーア、エミリー・モーティマー
配給 パラマウント映画
時間 126分
ショッピング情報 | |
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DVD Blu-Ray | ヒューゴの不思議な発明 |
iTune 映画ダウンロード | ヒューゴの不思議な発明 (字幕版) |
iTune 映画ダウンロード | ヒューゴの不思議な発明 (日本語吹替版) |
映画音楽:サントラ 試聴・ダウンロード | Hugo (Original Score) – Howard Shore |
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ジョニー・デップは出てますか?
ミュージシャンのひとりが似てた気がします。
3Dで見てよかったと思える映画と2Dの方がよかったと思える映画がありますが、この映画は3Dでよかったと思いました。
広いパリの駅の構内外、店の中から街並まで自分がその場にいる気がしました。
そして、ヒューゴの視点、ヒューゴが外の世界を見る時、そんなヒューゴを観客が見る時など表し方が今までよりも深い奥行きでひき込まれるようでした。
主人公ヒューゴ役のエイサ・バターフィールド君の大きく悲哀に満ちた目が印象深くて、彼とともに悲しみに涙するシーンがたくさんでした。
ジョルジュ・メリエス(Méliès)役のベン・キングズレーが映画作りをしている時本当に幸せそうで、映画制作の夢を早々あきらめた自分が悲しかったです。
その幸せな夢が破られた時の落ち込みは見ていて痛かった。
自分にもヒューゴみたいな子が現れてこのやるせなさから救ってくれないかな、と他力本願的な己がまたも情けない。
映画人メリエスに移入してしまったけれど、そうではなく、ヒューゴみたいに自分で部品を捜し、自分で壊れた所を直していこうと映画を見終わって言い聞かせています。
絵画を青と黄色のティントで見ているようなどこかディズニーの「クリスマス・キャロル」と似通った感じのする光景の中しばし違う世界を味あわせてもらいました。
ベン・キングズレーの役柄ジョルジュ・メリエスは実在の人物で、SFXの創始者と言われ、多重露光やディゾルブ、ストップモーションなどの開発をしたとも言われています。
映画好きでコレクターのマーティン・スコセッシが彼に捧げたオマージュともいえるこの映画は、シネマファンにとってはうれしい作品でした。
3Dも素晴らしかった。その奥行きの深さにはびっくりしました。
ジョルジュ・メリエスは確かに実在の人物で、マジシャンだった事、フランスのリュミエール兄弟による映画の公開を見て映画製作に乗り出したこと、第一次世界大戦が関係している事、映画作りに失敗して制作を遠のいた事、美術館に寄付したものが廃棄された事、晩年駅の売店で働いていた事などは事実です。
『月世界旅行』も彼がつくった作品です。
けれど、晩年は後妻と孫娘と暮らしていて、ヒューゴという少年の存在はまったくの作り話なので、これはあくまでもフィクションとして誤解しないでください。
すごくよかったです。久しぶりに【良い映画】を見ました。
ジュード・ロウの出番はどれくらいありますか?
残念ながらわずかです。
サシャ・バロン・コーエンって、アカデミー賞が始まる前に変な格好して某国の独裁者の遺灰と称して何かをまき散らしていた人ですか?