2012年夏季ロンドンオリンピックは、日本のメダル数が史上最多38個という素晴らしい結果を得て幕を閉じました.
その閉会式のハイライトの二つを取り上げます.
ひとつは、『ライフ・オブ・ブライアン』(原題:Monty Python’s Life of Brian)のエンディング曲である『オールウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ』(Always Look on the Bright Side of Life)をエリック・アイドルが歌った事です.
イギリスのエンターティンメントを語る上で「モンティ・パイソン」というグループの存在は不可欠です.
グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、エリック・アイドル、マイケル・ペイリン、テリー・ジョーンズ、テリー・ギリアムという笑いとクリエイティビティの天才達が織りなすスキットの数々や映画の場面は人々の脳裏に焼き付いています。
ダニー・ボイルではなく、テリー・ギリアムが演出していたらもっと素晴らしいセレモニーになっていたかもしれません.
ジョン・クリーズやマイケル・ペイリンも登場して欲しかったのですが、エリック・アイドルだけでもファンにはうれしいビッツでした.
エリック・アイドルのシーンを楽しむには、この動画の1:55あたりから見るといいでしょう.
元気な彼の姿に観客は大よろこび.
モンティ・パイソンのような笑いを散りばめた映画をまた観たいものです.
もうひとつの素晴らしいサプライズは何と言っても、ガールパワーのスパイス・ガールズ (Spice Girls)再結成.
オリンピックの為だけでもうれしいパフォーマンスでした.
ジェリ・ハリウェル(Ginger Spice)、メラニー・チズム(Sporty Spice)、メラニー・ブラウン(Scary Spice)、エマ・バントン(Baby Spice)、ヴィクトリア・ベッカム(Posh Spice)の五人がそれぞれロンドンタクシーで登場.
「ワナビー」(Wannabe)と「スパイス・アップ・ユア・ライフ」(Spice Up Your Life)を久々に披露しました.ヒット曲「ワナビー」は、ディズニー映画『チキン・リトル』(原題:Chicken Little)の中でも使われています.
あひるのアビー役、ジョーン・キューザックとぶたのラント役、スティーヴ・ザーンがこの歌をカラオケで歌っているシーンは、コミカルさを付け足した2人の歌いっぷりも楽しめ、思わず参加したくなるノリです.この映画はいずれ「いじめ」に関する映画としてご紹介したい作品ですが、サントラもいいので是非聴いてみてください.
ショッピング情報 | |
---|---|
iTune 映画ダウンロード | モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン 完全版 (字幕版) |
DVD | モンティ・パイソン 作品 |
音楽:試聴・ダウンロード | スパイス・ガールズ Spice Girls: Greatest Hits |
iTune 映画ダウンロード | チキン・リトル(日本語吹替版) |
映画音楽:試聴・ダウンロード | チキン・リトル サントラ チキン・リトル (オリジナル・サウンドトラック) |
アマゾンジャパン | ロンドンオリンピック グッズ |
関連記事
他の歌手と違ってスパイスガールは二曲とも最後まで歌いませんでした。
なぜでしょう。
なんか物足らないと言うか、ガス欠の感じ。
私は、三輪車(三輪自転車?)で歌ったペット・ショップ・ボーイズ、海賊船に乗って登場したディーバ、アニー・レノックス、ノリノリのファットボーイ・スリム、「ダイナマイト」が大好きなタイオ・クルーズがよかったです。
スパイスガールよりも残念だったのがクイーン。
せっかくフレディの映像を見ながら彼の声、声量に浸っていたのに、ジェシー Jがぶっ壊した!
なに、あれ。なんでジェシー Jが「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を歌うの?
やめてほしかった、あれ。彼女じゃダメ。
フレディ・マーキュリーが歌うからいいのに。