映画『シュレック』シリーズが人気のある理由のひとつはその音楽.
ハリー・グレッグソン=ウィリアムズが担当したスコアだけに留まらず、挿入歌として新旧に渡る歌が映画中随所至る所に聴かれ、映画の魅力となっている.
今回の『シュレック フォーエバー』もファンの期待を裏切らず素晴らしい挿入歌の山盛りである.“Isn’t It Strange” by Scissor Sisters は、軽快にドラゴン飛行と共に話を運んでいくのピッタリ.
“One Love” by Antonio Banderas は、劇中では少ししか聴けないがもっと聴きたくなる歌.
“Top of the World” by The Carpenters.カレン・カーペンダーのさわやかな歌声が聞けるだけでもプラスなのに、この歌がシュレックのオーガらしさを取り戻した喜びを表す愉快なミュージックビデオとして成功しているのが驚き.
“Rumpel’s Party Palace” by Mike Simpson.マイク・シンプソンがうまい.
これからももっと映画音楽に関わっていってほしいと思わせる彼の才能を広めるアレンジのひとつ.魔女のダンス・パーティをうまく乗った音楽に仕上げている.
“Click Click” by Light FM featuring Lloyd Hemmings もシュレックの痛快な脱出シーンにピッタリの弾みの良い思わず応援したくなる歌.
“Darling I Do” by Landon Pigg and Lucy Schwartz.ほのぼのしたロマンチックな歌がシュレックとフィオナの戦闘練習のシーンで使われオーガはこういう風に恋におちるものなのかと思わず納得してしまわせる.
何回聴いても優しい聴きがいのある歌である.
“Shake Your Groove Thing” by Mike Simpson.オーガ勢揃いの素晴らしいダンスシーンもってこい.またもやマイク・シンプソンの軽快なアレンジでこちらもシェイクしてしまうノリの良い曲である.
“Hello” by Lionel Richie.これも意外なドンキーとドラゴンのシーンで流れるライオネル・リッチーのヒット曲.実にうまくあっていてよけいに笑ってしまう.
“Sure Shot” by Beastie Boys.懐かしいビートにパイパーの笛がうまく調和.これもノれる歌である.
“Right Back Where We Started From” by Maxine Nightingale.こういう懐かしいR&Bがなければ『シュレック』の歌は完成しない.
“I’m a Believer” by Weezer.”I’m a Believer” を今回は Weezer がカバー.こればかりはオリジナルの方が良かった.この機会に他の『シュレック』シリーズの歌もおすすめしたい.
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アイムアビリーバー、オリジナルのモンキーズ版が好きですがウィーザーのも良いと思いますよ。
ノリのいい歌ばっかり。シリーズみんないい歌がたくさんあって大好き。
シュレックの映画は好きじゃないけど音楽は大好き!
うちも子供がこの音楽大好きでした。BGMのより、歌の方を聞きたいと言います。動物が歌う物が特に好きみたいです。
子供と一緒に聞いてます.子供との長いドライブには最適!